関口憲二の“写真俳句”と“写乞”

写真俳句「波立てず・・・」

波立てず 渡し舟来る 彼岸かな

写真俳句「紅の葉を・・・」

紅の葉を 風が集める 山の家

写真俳句「居住地の・・・」

居住地の 森林深く 残る虫

写真俳句「川べりの・・・」

川べりの 雨を畳むや 彼岸花

写真俳句「道険し・・・」

道険し 腹に一物 秋の暮

写真俳句「夕化粧・・・」

夕化粧 見えない人の 椅子ばかり

写真俳句「まぼろしは・・・」

まぼろしは 秋の七草 江戸川原

写真俳句「雨の夜の・・・」

雨の夜の 身に沁む髪の 匂いかな

写真俳句「髪薄く・・・」

髪薄く 酔った語り部 秋祭り