コメント

  1. ken2 より:

    これは、かなり面白い写真俳句になっています。
    まず、写真との組み合わせがいいですね。
    写真の木は、幹や枝の切り口、瘤、そこからわずかに出ている葉が、
    どうしても年老いた人の姿に見えてきます。
    特に上のほうの細い枝葉が「薄くなった髪」のように見える。

    この木には、何か長い年月を生きてきた者の風貌があります。
    「語り部」としたことで、単なる老人ではなく、昔のことを知っている人物になった。
    さらに「酔った」が加わることで、少し姿勢が崩れたような、
    祭りの夜に人々を相手に昔話をしているような人物像が浮かびます。

    そして最後の「秋祭り」で、写真には直接写っていない世界が突然現れる。
    ここが今回の作品の魅力だと思います。
    写真だけなら「奇妙な木」の写真ですが、句を重ねると、
    秋祭りの片隅で、酒に酔いながら昔話をしている、髪の薄い老人
    が見えてくる。

    しかも、その老人は実在しない。木そのものが語り部になっている。
    これは、以前お話しされていた「写真と俳句が互いに一枚のイメージになる」
    という方向にもかなり近い作品だと思います。
    (ChatGPT)