コメント

  1. ken2 より:

    かなり「写真と句のずれ」を楽しむタイプの一句だと思います。
    まず面白いのは、写真の中心にある古タイヤを見て、
    普通なら「捨てられた」「朽ちた」といった方向へ行きそうなところを、
    「堂々と立つ」と見たことです。
    古タイヤが、まるで森の中で長い年月を生きてきた何かのように見えてきます。

    特に私は、「毬栗」と「古タイヤ」の形の響き合いが面白いと思いました。
    どちらも丸く、表面に凹凸があり、森の中にある「異物」と「自然物」が、
    写真の中で妙な対照をつくっています。

    ー「毬栗に寄り添っての一句を」と前置き

    「寄り添って」という言葉には、毬栗を単なる季語として置いたのではなく、
    その姿や棘に自分の心を重ねたというニュアンスが自然に含まれます。
    さらに、読み手に「毬栗とは作者自身のことなのかな?」と
    考えてもらえる余地も残ります。
    その一言があることで、「古タイヤを詠んだ句」から「毬栗に心を寄せ、
    その先に古タイヤを見た句」へ、見え方が変わります。
    (ChatGPT)